Mobile & Target Advertising & Collaboration
このエントリは自分の中の思考を整理のためだけのもの。
自分の今取り組んでいるメインのテーマはまさに「Mobileとニッチメディア」。
今までもニッチメディアの必要性ということは色々言われてはいることだが(というか適切なターゲッティングとターゲットに対する適切な広告提供は当たり前のこと)、なかなか今のビジネス社会はそうはいっていない。
実世界だったら相変わらずテレビ/新聞による巨大な広告代理店によるパワフルなマスメディア戦略、WEBの世界だったら履歴/コンテンツベースの広告提供(もしくはFacebookの新AdSense -> Good!)、SecondLifeの仮想世界の中だったら実世界を仮想的にしただけ(電通島はそのものずばり)、などなど。
そんな広告の世界だが、最近のスマートフォンブームにより大きく変える余地が出てくると最近の動向を見てると実に思う(Windows Mobileの普及、iPhoneの販売、Androidの発表などなど)。
モバイルデバイスともなると「物理的な位置情報」というものが有効に使え(GPSによる絶対的な位置はもちろん、デバイスとデバイスとの相対的な位置間、無線によるAdHoc通信など)これは非常な武器になりうる。
未踏の「RSS Collaborator for Windows Mobile」(仮)は絶対的な物理位置はもちろん「ユーザ間の相対的な位置間隔、そしてユーザ主導のインフラ構築」を軸として新たな広告モデルを展開することを目標としているもの。で、今はそのソフトウェアを必死でつくってるフェーズである。
別にWindows Mobileである必要はないが、国内でキャリア販売しているスマートフォンはWindows Mobileであるからこれをベースとしている。市場に出回るようになるならば、SymbianでもiPhoneでもAndroid搭載端末でも何でもかまわない。