どうなるXPS!?

TechCollab2007-04-13


今日は驚かされたニュースが1つありました。それは何かというと。。。こちら!

SVF for XPSは、フロントエンド系のドキュメントフォーマットとして注目を集めているXPSファイル形式に対応した業務帳票を出力できる生成エンジン。今後、ウイングアークはXSPファイルの専用ビューワー「WPF/E Application(仮称)」も販売する計画。

興味のない方には「だから何!?」で終わる話ですが、ウィングアークは基幹業務系に大きく影響を与える帳票の帳票設計ツールをはじめ帳票まわりを扱うソフトのデファクトのような位置づけの会社です。この会社が従来のPDFのみならずXPSをサポートするというのは大きなインパクトを受けます。今後国内において電子ドキュメントのデファクトがPDFに対してXPSが食い込むことに十分な可能性があることを感じさせてくれました。もちろん世界的にみても電子ドキュメントフォーマットのデファクトはPDFとなっていますし、現在のドキュメント管理ソリューションの多くも電子ドキュメントはPDFしかない!という考えが前提の元に設計されています。しかし、将来にわたってのデータフォーマットとしてどちらが優れているかを考えると、私は圧倒的にXPSが優れていると思います。そこらの話はhttp://d.hatena.ne.jp/TechCollab/20070302を参照下さい。

とはいえ、まずはすべてのプラットフォーム上で動作するViewerの展開だけは至急にやる必要があるとは思います。そこらはもちろん色々動いているようです。そういえばMAC上でCLIの実装はどんな感じなんでしょう?
October 2005 – Andy Simonds Blog

Other Platform Viewers

We are planning on having viewers that support Mac and Unix―cross platform support is a critical part of the XPS story. I also know that there are several third-parties looking at building solutions for other platforms – so potentially the market will deliver something on its own, which would be great.

We are kicking around the idea of having a contest and giving out prizes for the best Mac/Unix-Linux/other-platform viewer. I’d love to hear your thoughts on what would help motivate people to create viewers on their favorite platform.