Apollo min camp @ Tokyo 参加
Apollo mini camp @ Tokyoに参加してきました。Mike ChambersとDaniel Duraによるセッションが行われましたが、なかなか貴重な情報も発信されたのではないでしょうか(ベータまわりについて!)。以下にざっくりご報告まで。こと細かい流れについては2007-05-24がGood!!
Mike Chambersセッション
- Apollo概要と競合との比較
よく話される話。Flash-Silverlight、Apollo-WPFのようなイメージ。ApolloはWEBリソースをそのままデスクトップへ。Silverlight、WPFは、.NETを話せるならば全てOK。
ここらの話は以下を参照。くだけた感じですが、よくまとまっています。
RIAÆÄÎêéàÌÜÆß (×ï¿ 2007/5/19)
- デモと今後の予定
Apolloのデモ。どこかでみたようなサンプルがいくつか。Googleが洗濯機でまわるデモはブラボーでしたね。
あとは、ApolloはFlash+ActionScript、HTML+JavaScriptの混在開発が可能なので、ActionScriptとJavaScriptのオブジェクト相互参照が可能であり、たとえばJavaScriptで展開したDOMオブジェクトをActionScriptで解析してFlashで表現しなおすことも可能。今後の予定として、プライベートベータは初夏に提供されるようです。。
Daniel Duraセッション
Daniel Dura
ベータでの追加機能についての説明がされました。次のような機能が追加されるようです。なかなか興味深い話でしたね。
- ドラッグアンドドロップ
- クリップボード
- PDFサポート
- HTMLだけのコンテンツで透明サポート
- ネイティブファイルダイアログ
- マルチウィンドウ
- ファイルアイコン
- ファイルの関連付け
ドラッグ&ドロップは次のようなコード。URL_FORMATの属性が重要で、これによりドロップ先システムとの連携方法が決定(URL_FORMAT属性を持つならばWEBブラウザにドロップすると指定URLを渡した時のように振舞う)。
private function handle_imageClick():void { var transferFormat:TransferableData = new TransferableData(); transferFormat.addData("http://www.danieldura.com", TransferableFormats.URL_FORMAT ); var dragImage:BitmapData = new BitmapData(...); dragImage.draw( dragButton ); DragManager.doDrag( dragButton, transferFormat, dragImage ); }
Apolloに関しては、mini camp参加やTシャツの写真を載せたりしてると、Apollo好き?と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。最近は、やはりSilverlight、Java FXまわりの方にエネルギーが向いていますね。ドライバまわりを扱うこともあるので、基本的にWEB系言語よりはシステムロジックのかける言語の方が自分としては自然。Apolloに関しては内部実装の方が知りたいですね。それとMobile展開について。